最高血圧が100~110ミリHg以下の場合を低血圧症といいます。これには、何らかの病気が原因で起こる二次性低血圧症、寝ている時は正常な血圧なのに起き上がると急に血圧が低下する起立性低血圧症、原因不明の本態性低血圧症があります。
本態性低血圧症は体質的なものが関係すると考えられており、だるい、疲れやすい、めまいといった全身症状や、慢性的な頭痛、肩こり、食欲不振、手足の冷えなどの諸症状をともないます。
『ポイント』
二次性低血圧症の場合は、原因となる病気の治療が先決です。
起立性・本態性の場合には、それにともなう各症状に効果的なツボ療法を行います。
特に、頭痛や頭重がひどい場合には、百会(ひゃくえ)天柱(てんちゅう)をしっかり指圧します。天柱から肩の肩井(けんせい)に向かってマッサージすると、血液の循環が良くなり、肩こりやめまいも和らぎます。
手足の冷えには足の陰陵泉(いんりょうせん)が、不眠や不快感などの神経諸症状には照海(しょうかい)が効果的です。
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